先日、某番組で花粉症治療法が紹介されていました。治療法は2つ、舌下免疫療法と皮下免疫療法である。皮下免疫療法は、注射である。2020年に保険適用になった抗IgE抗体「オマリズマブ」注射すると人によって効果に差が出るが、花粉症の症状が劇的に少なくなる。更に花粉症の根治を目指す治療法として、舌下免疫療法、薬の服用である。アレルギー反応を起こす元となる花粉を少しずつ 体の中に取りこむとこで免疫を作り、アレルギー反応を起こさなくなる効果を期待するもの。しかしなかなか普及をしていない。その原因は、毎日薬を服用し最低3年の期間を要するからである。(推奨5年とも言われている)皮下免疫注射も月1回の注射をするので通院が伴う。すぐに根治は出来ないが、オマリズマブで症状を抑えて、免疫療法で根治を目指す。3年から5年と聞くと、継続できるのか不安があるが、ルーティーンにしてしまえば問題なく継続可能かと思う。目の痒み・鼻詰まり等の症状から解放されるかと思うと是非治療をしてみたいと思いました。花粉症となり数十年。。。根治が出来るなんで夢にも思いませんでした。花粉症治療の研究は、まだまだ進んでおり、スギの花粉と言っても色々な種類があり、分子レベルで分析すると原因になるタンパク質の種類は100以上あるそうです。スギ花粉に含まれているどのタンパク質がその人のアレルギー症状の原因になっているかは、人によって全然異なるそうです。確かに自分のまわりでも、それぞれ症状が異なっていました。スギの花粉症やアレルギーに対するワクチンは、個人に合わせる必要があるらしい。という事まで分かってきているそうです。今後の研究で、どんな事がわかるのか期待をしています。